本文へジャンプします。

Powered by OK Wave


現在位置: @niftyマネー相談TOP > コラム > ドル建て終身保険で円高メリットを享受する


コラム お金の専門家によるお役立ちコラム連載中。


  • PR
  • PR
  • PR
  • PR

久保逸郎

ファイナンシャルプランナー 久保逸郎

ドル建て終身保険で円高メリットを享受する

2010年8月30日

今月8月24日に一時1ドル83円台という約15年ぶりの高値になるなど、円相場が急騰しています。このタイミングで「円高メリットを得る何かいい方法はないか」と考えられている方もきっと多いことでしょう。日頃から外貨投資を行っている場合であれば、外貨預金や外貨MMFなど具体的な投資手段がすぐに思い浮かぶかもしれませんが、外貨投資の知識や経験がない場合はどうしたらいいかわからずに困っているかもしれません。

■ドル建て終身保険の特徴
このような円高のタイミングで上手に活用したい商品の一つにドル建て終身保険があります。ドル建て終身保険の基本的な仕組みは多くの生命保険会社が扱っている円建ての終身保険と同じですが、ドル建て終身保険は円建ての商品と比べて高い予定利率が適用され、保険料が割安であることが最大の特徴です。また、保険料の払い込みを「円」で行うことができ、保険金や高度障害保険金・解約返戻金などは「円」と「ドル」から選択できるので、うまくいけば為替差益を狙えることもメリットとして挙げられます。

ドル建て終身保険と為替の関係

 ドル建て終身保険の保険料の払込方法は保険会社によって異なりますが、一般的な月払・半年払・年払・一時払といった方法に加え、保険会社によっては保険料の払込期間を3年または5年とする短期払や、保険加入時に頭金のような形で払い込む一部一時払という払込方法もあります。
上記の図表にあるように、円高の場面では払い込む保険料は少なくてすむので、現在のような円高局面で一時払や短期払・一部一時払のような方法を使ってドル建て終身保険に加入しておくと、少ない払込保険料で保障を得られることになります。また、将来的に為替差益を得られる可能性も高くなってきます。そのため現在のような円高局面は、ドル建て終身保険に加入する絶好のタイミングといえます。

■通貨分散の手段として活用する
 ドル建て終身保険の保険料は米国の公社債を中心に運用されるため、通貨分散の手段としても大変有効です。
また、予定利率が高くキャッシュバリュー(解約返戻金)もいいので、月払や半年払・年払いのような毎年継続した払込方法で、将来に向けて少しずつ保有外貨(ドル)を増やしていっても良いと思います。月払や半年払・年払といった方法で毎年継続して払い込んでいく場合の保険料は、その時々の為替相場によって決まるので、ドルコスト平均法による購入単価の平均化効果が発揮されて、結果的には為替リスクの軽減にも繋がってくると思います。

■ドル建て終身保険の注意点
 ドル建て終身保険にもリスクがあります。最も代表的なのは為替リスクで、保険料を払い込んだタイミングよりも円高に動いてしまうと、キャッシュバリュー(解約返戻金)で為替差損を被る可能性があります。この為替リスクに対しては、予定利率が高いこともあり、ドル建て終身保険に長期加入することでリスク軽減を図ることはできます。但し、保険金受取時に「円」での受け取りを選択した場合、為替相場によって受け取る保険金が増減してしまうリスクは排除できません。
 また、早期に解約すると解約返戻金が払込保険料を下回ってしまう早期解約リスクもあります。そのため一定期間は保険加入を続けることを前提にして加入することが重要です。

現在の日本は少子高齢化による人口減少などで経済成長が期待できず、財政赤字も大変に大きい状況にあります。このような状況下ではいつまでも円高は続かず、将来どこかのタイミングで為替が円安の方向に動き出すと考える方が多いと思いますが、為替はそのような我々の予想通りに動くものでもありません。したがってドル建て終身保険に加入するにあたっては、そのリスクをしっかりと認識して、払込方法などは個々のライフプランに合った形で加入することが大切になってきます。


保険TOPへ


執筆した専門家

久保逸郎

ファイナンシャルプランナー久保逸郎

専門家のその他のコラム

専門家の詳細を見る

保険無料相談受付中!

コラムTOPへ





推奨画面サイズ1024×768 以上 マネー相談 トップへ戻る